
1855年に第5級に格付けされたシャトー バタイエは、カステジャ家およびボリー マヌー社にとって、基幹シャトーです。...

ボリー マヌー社の特色は、ネゴシアン・エルヴール、シャトーの所有者そしてグラン クリュの取扱い業者としての3つの業務を行っていることと、ボルドーでは数少なくなった完全独立の大手家族所有形態のワインナリーの一つであることです。

ボリー マヌー社は、1870年にユージェンヌ ボリー フレールの名称で創立されました。第二次世界大戦後、ユージェンヌの二人の息子であるフランシス ボリーとマルセル ボリーが分裂した際に、マルセルは社名をボリー マヌーと改称し、このネゴシアン会社(ワイン商)を引き継ぎました。
同時に、マルセルはボリー マヌー社をポイヤック村からボルドー市内のCours Balguerie-Stuttenberg通りに移転しました。マルセル・ボリーは1961年まで会社を経営し、その後彼の義理の息子であるエミール・カステジャが経営を引き継ぎました。エミール カステジャは、その後ボリー マヌー社を大いに発展させ、「ボー リバージュ」や「シャぺル ド ラ トリニテ」などのブランドワインを立ち上げました。
1990年代になって、エミール・カステジャの息子フィリップ・カステジャがボリー マヌー社代表取締役に就任しました。彼はボリー マヌー社および一族が所有するポムロールおよびサンテミリオンのシャトーを積極的に経営しました。
フィリップ・カステジャは、その後も一族の事業を拡充し発展させ、今日ではボルドーで10件以上のシャトーを経営するようになりました。2001年以降はフィリップ・カステジャがネゴシアン会社を始め、すべてのシャトーを管理しています。
シャトー バタイエはボリー家が最初に所有したシャトーですが、その後多くのシャトーがボリー家の傘下に加わりました。
また、ボリー マヌー社は、これまでボルドーの多数のネゴシアン会社やワイン取引会社を傘下に収めました。その中でも、特にテュルパン・フレール、アンリ・モローやアルベール・デュヴェルジェなどが有名です。さらに、ボルドー市内に敷地面積3ヘクタールの自社製造工場と保管倉庫設備を保有しています。
1996年に一族は、ドゥルーエ・フレール社の過半数の株式を取得しました。ドゥルーエ・フレール社は、ロワール地区のヴァレット村を本拠地とする高品質のロワールワインの生産者であり、またネゴシアン会社でもあります。ボリー マヌー社とドゥルーエ・フレール社は、それぞれ独立して経営を行いながら、長期に亘るパートナーとしての販売戦略を共用しています。